コリン堂工作ブログ

模型工作について延々と書いています。最近は木造電車や70系客車を主に作っています。 shop https://kowrinmaki.handcrafted.jp/

2019年01月

今回は色について

 ここまで、客車の色について書く時、あえてぶどう色1号、2号と言わずに"ぶどう色"という表記で一貫してきたことに気づいた方はいらっしゃるでしょうか。また、完成写真の中でほかの車両に比べてやけに黒っぽい車両が混ざっていることに気づいていましたでしょうか。

 種明かしをすると、客車の塗装にぶどう色1号と2号、両方を使用しています。

  ぶどう色1号は主に戦前の車両で採用されていた色で、黒褐色、ぶどう色2号は主に戦後の車両に採用された塗色で、茶褐色。旧型客車の茶色として有名なのはブドウ色2号ですね。

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左:ぶどう色1号、右:ぶどう色2号

さて、この2色がいつ頃交代したかというと、1955~1960年頃です。また、最初の方でも述べた通り、70系客車の旅客車は早い時期、具体的に言うと1950年代中ごろにはすでにほぼ全車が荷物車等に改造されています。つまり、オハ70やオハ71は戦後生まれにも拘らずぶどう色2号を纏うことなく消えていたのであります。なので、これらの車両はぶどう色1号で塗装してあります。また、編成を組むことを考えて、当初から荷物車だったものの一部もぶどう色1号塗色としてあります。

 

 次に、実際に使った塗料について

サーフェイサーはマホガニーサーフェイサー
を利用。これを使うと、上からぶどう色を吹いた時に多少塗り漏らしがあっても目立ちません。しかも、ブドウ色2号と似た色なので、これだけで仕上げることも可能、、、かも

ぶどう色2号はF-modelのぶどう色2号を利用。
入手難ならばGMのものでも可能だと思います。
ぶどう色1号はジェイズの鉄道模型車輌色46 戦前客車色を利用。
両色とも、地色がマホガニーなので、多少雑に吹いても塗り残しが目立ちません。

一通り車種をそろえたので、制作上のいろいろに移ります。

 

まずは屋根について。


 屋根は基本的に、ケント紙、コピー用紙を丸めて作っています。以下、製作工程。

まずは車両側に梁を追加。梁は見えないところですが、これを貼らないと屋根が中だるみして見栄えが悪くなります。

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次に、ケント紙とコピー用紙を丸めます。この時、両端を特に強めに曲げると後々楽。毛抜きを転用してつまんでやるといい感じ。

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最後に、車体側壁と妻、梁の上面に接着剤を塗って、丸めた紙を接着。

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さらに、ボンド水でティッシュを貼り重ねてやるとキャンバス屋根の質感が出ます。

 

ボンド水が乾いたら絵の具で彩色します。この時、車体は有機塗料で塗っているので、屋根を水彩塗料で塗るとマスキングが不要(はみ出ても、水で濡らした布でふき取れる)というのが利点。


次に、ガラベン。

既製品で揃えようとすると数が数だけになかなか財布に厳しくなるので、自作します。

 

こんな感じのを重ねて作ります。これは、適当にランナーを設定。一気に貼り合わせたのちに金太郎飴の要領で量産。

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これをスプレーなり、絵の具液につけるなりで彩色。

 

そして、これを客車に載せます。

 
IMGP0377

なかなかよいのでは

財布に余裕があるのなら、
グリーンマックス、またはKATOassyのガーランドベンチレーターの使用
をお勧めします。

前回届いたオハユニ71、2種のキットを完成させます。

70系客車製作記3と同様の作業をして組み上げ、屋根を張って台車と床下機器を装着します。そうしてできた完成品がこちら。

 

いつもの9600君牽引写真。80系とC11欲しい、、、

さて、今回はオハユニ71を作っていきます。


 オハユニ71とは。オハユニ71は、オハ71-500から改造された郵便荷物合造三等車です。もともと原形をとどめていた客車から改造されたグループであるため、接客設備もそこまで悪くはなかったようです。そのため、遅くまで客扱いをし、客扱いを終えたのちも控え車などとして地味に生き残っていたグループです。

 

 オハユニ71の登場する編成として有名なのは、80系電車による準急草津の長野原線でしょう。当時、準急草津(上野~長野原、現・長野原草津口)は80系電車で運行されていたが、長野原線は電化されていませんでした。なので80系を長野原線内では蒸気機関車・C11で牽引して乗り入れていました。そこで機関車と電車の仲介役として、控車兼電源車として利用されたのがオハユニ71です。蒸気機関車+戦災復旧車+電車という編成はとても珍しいと思われます。

 

例のごとく

てつCADさん@がんばらない

様のCAD図面から図面を引かせていただきます。

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上段:スハ32系客車種車、下段:オハ35系客車種


次回、出力して組みます。

私も準急草津ごっこをしたいので、車両を探しに行きます。

今回はスニ75を組み立てます。

70系客車製作記3と同様に組み、屋根を張って台車と床下機器を装備します。

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スニ75

一応記事は別にしてますが、ルーチンに慣れきってしまったので、前回の車両と合わせて5両同時生産してたりします。

 

そろそろ、9600君あたりに全部牽かせた編成を組みたいところ。

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