コリン堂工作ブログ

模型工作について延々と書いています。最近は木造電車や70系客車を主に作っています。 shop https://kowrinmaki.handcrafted.jp/

2018年12月

 ブログを始めて3か月、初めての年越しです。マイナーな模型鉄がマイナーな車両を作るブログをやっています。このようなブログを読んでいただき、ありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。(もし読者様がいらっしゃれば)

 これまで、鉄道模型と言ったら既製品を買ってきて、そこから始めるもの。加工は完全な自己満足だけの精密化や特定車両再現だけ。工作をするとなってもキットを買ってきて説明書通りに組み立てるだけ。そんな風に思っていました。

 ですが、3Dプリンタ(結局使ってはいませんが)やレーザー工作機を使えるようになって大きくそのイメージは変わりました。一から好きな車両を作れる!メーカーが見向きもしてなかろうが関係ない!流通在庫を気にする必要もない!楽しいですわ。とにかく楽しい。完成させたときの達成感も、それを実際に走らせたときも完成品に手を入れた時やキットを組み立てた時とは比べ物にならない。底なし沼に両足突っ込んだ気がしています。

 

 来年以降も、マイナー車や変態車、自分の思うがままに車両を作っていけたらと思っております。理想はこれで食っていくことですねー。ioriさんは一つの目標です。

 

ちなみに今後の予定。

・70系客車を大体コンプする。(wikiに大枠で乗ってるレベルの車種は揃えたい。各車ごとの微妙な形態差では、、、どうしよう)

・木造省電。大正3年の京浜線開業から、30系電車登場までの旅客車は揃えたいと思っております。あと、それらを改造してできた荷物車や事業用車も作っていきたいです。さらにさらに、木製配給車とかも作りたい。できれば、モニ13あたりまで到達したら、既存の40系のキットなどとの共演もさせたい。

・719系。資料が手に入ったので図面化もしているけれど、その時点で鉄コレが発売。やる気を喪失して積まれています。完成させないと、、、

・E721系。同じく資料が手に入ったので、図面化は終わっている。けれど、台車をどうするかが全く決まっていないので、そこで詰んでる。動力とかどうしよう。ほんとに。どなたかにお知恵を拝借したい。

 

来年は1/4から再開する予定です。来年もよろしくお願いいたします。

 

今回も設計回です

オハ70改造の荷物車、スニ73とスニ75を作ってゆきます。

さて、ここで大問題発覚。


スニ73は、以下で述べるように、電車を種車とするのオハ70から改造された形式なのですが、私はまだ電車由来のオハ70を模型化していません。これのためにオハ70を新しく引く、、、というのも何なので、今回はスニ75のみの図面を板キット化します。

オハ70からはこんな感じで各系列に改造されています。

 
オハ70一族

 スニ73はオハ70のうち、電車復旧車の構造を持つ車を種車に改造されたもので、車掌室が広く簡易寝台が設けられ、長距離の乗務が可能だったとのことです。

 スニ75は客車復旧車、又は同様の構造を持つ車を種車に改造されたもので、スニ73に改造されなかったオハ70は全てこれに改造されました。簡易寝台はなかったのこと。また、一部は後に電気暖房化され2000番台となっています。オハ70のバリエーションの数があるため、スニ75も大変バリエーション豊かだったようです。ですが、今回は資料の都合上オハ70で最も多数派だったバージョンから改造された車だけ模型化します。

 

で、いつもの図面

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&板キット化したやつ

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出力リストに追加です

 

前回、スユ71/72、マニ71、マニ72を設計しましたが、今回は出力までちょっと時間がかかるようなので、先に改造車の設計に行っちゃおうと思います。

 

この連載の最初の方で書いたように、70系客車は、旅客運用された時間は戦後混乱期の極めて短い期間のみです。従って、70系客車は郵便、荷物、事業用車が改造車として働いてるのがメインでした。

つまり!何が言いたいかというとやっと本丸についたということです

 

まずは実車の改造の流れをざっと書きます。

オハ70→スニ73、スニ75

オハ71→マニ74、オユニ71、マニ76、スユニ72

オハ70とオハ71は先の連載ですでに図面を引き、模型も完成しています。つまり!あとは適当に扉を付け足したり、窓を埋めたりするだけで簡単に図面が引けるということ!ここから先の資料は基本的に写真だけでいいので、資料集めがすごく簡単になります。

 

というわけで

まずはマニ74とマニ76、オユニ71、スユニ72の図面を引きました。オハ71を基本系として、扉をペタペタ増設したり、窓を消すだけなので早く終わります。

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上:マニ74、下:マニ76

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上:オユニ71、下:スユニ72

両者とも、左右で結構、窓/ドア割が違いますが、とりあえず片面だけ

んで、これを板キット仕様に

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マニ74

 

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マニ76

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オユニ71

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スユニ72

 
オハ71からの改造の流れはこんな感じです。
オハ71一族
 
 オユニ71はオハ71を種車とする郵便荷物合造車で、種車の面影を強く残した改造が行われました。
 
 スユニ71はオハ71を種車とする郵便荷物合造車で、オユニ71とは対照的に、本格的に改造されていました。今回は客車種車のオハ71由来のグループを模型化します。
 
 マニ74はオハ71形を種車とした荷物車でした。荷重は13t。電車種車のオハ71を種車とする0番台14両と、客車種車のオハ71を種車とする50番台があり、0番台は切妻形または半流、50番台は折妻とでした。車掌室は他形式と比べると広く、簡易寝台が設けられ、長距離の乗務が可能でした。後に2両が電気暖房化改造され、原番号+2000が付番されました。

 マニ76は最後まで改造されずに残っていたオハ71形を種車とした荷物車で、客車種車のオハ71を種車とする0番台と、電車種車のオハ71を種車とする40・90番台があしました。荷重は14t。マニ74形のような簡易寝台はなかったようです。後に7両が電気暖房化改造され原番号+2000が付番されました。

出力依頼を追加します。ちょっと組み立てが滞る予感、、、


 

 

さて、17m級郵便、荷物車ができたので20m級に行きます。

当初から郵便、荷物車として設計されたのはスユ71、マニ71、マニ72とのこと。

マニ71とマニ72に関しては、

てつCADさん@がんばらない

様が図面を公開していらっしゃるので使わせていただきます。本当にありがたい。

 

で、問題はスユ71。

国鉄型車両ファイル(形式写真&データ集)

旧型客車のページ

様がHP上に載せていらっしゃる写真を主に参考にして、図面を引きました。なので、雰囲気はそれなりに再現しましたが、正確なモデルかというと微妙なところです。

 

で、これらをもとに、模型用に起こした図面がこちら

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そいでもって、これを板キット仕様にしたのがこちら

ここら辺の作業もルーチン化してきたので数分で終わるようになってきました

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マニ71

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マニ72

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スユ72

スユ71は、当初車掌室がなく、運用にすごぶる不便だったことから、早い時期に車掌室を追加してスニ72という別形式に改造されたそう

今回、資料集めの都合とスユ71で活躍した期間の短さから、あえてスユ72として仕上げました。

 

次回、出力したものを組みます

 

2018/12/29追記
 スニ71(マニ71)系の概要

 スニ71(マニ71)系とは、20m級の被災車を種車として荷物車として復旧されたグループです。31系列客車の被災車を種車とします。台車はTR23。1800mm幅の荷物扉が2箇所、または1100mm幅の荷物扉が3箇所(20m級電車の車体を復旧した車両)が基本スタイルでした。車内設備は当初、便所設備のないマニ31仕様でした。当初はスニ71形でしたが、その後重量記号の変更により、マニ71形に改称されました。


マニ72系の概要

 マニ72系とは20m級の被災車を種車として荷物車として復旧されたグループです。昭和24年から制定された戦後の新しい郵便、荷物仕様に準じて設計されました。したがって、戦災復旧車ながら簡素化されていない構造を持ちます。また、全車が電車を種車とします。そのためか、車体を新製しているにもかかわらず窓寸法は電車規格に準じています。台車はTR23。(ただし、1両だけTR13)


マニ77系の概要

 マニ77系はマニ71と同一仕様ですが、台車が3軸ボギーです。マハ37,47、カニ37、スシ38、スハシ49等の優等客車の被災車を種車とします。台車はTR71又はTR73。車体はマニ71と同一でした。


スユ71(72)系の概要

 20m級の被災車を種車として、郵便車として復旧されたグループです。スハフ32やオハフ33の被災車を種車にしたと思われます。台車はTR23。車内設備はマユ33を簡略化したようなもの。当初、車掌室がなかったですが、運用上大変不便だったため、車掌室を追加する改造工事が全車に施工されました。その結果マニ71は形式消滅し、全車がマニ72となりました。


 ちなみに、17 m級の被災車を種車としたスユ70も計画されていたが、製作はされなかったようです。

これらの車両も、マニ60等に押されるようにして昭和40台に一部が救援車として改造されたもの以外は消滅しました。


マニ71,72,スユ72の一族

前回キットにして出力したオニ70とオユニ70を組みます

70系客車製作記3
と同様の作業をし、屋根とガラベンを乗っけます。

 

しかし、今回は変化をつけるためにオニ70に関してはKATOのオロ31の屋根を流用してみました。ちょっとしたウソ客仕立てにしますw

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オニ70(WR仕様)

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オユニ70

そして、いつも通り床板と台車を仕立てたのがこちら。オニ70については、屋根を取ったオロ30を流用してます。

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んで、いつもの9600君に牽かせたのがこちら。そろそろ70系オンリーでも普通列車編成が組めるので、貸レなどに持ち込みたいところ

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