今回は色について

 ここまで、客車の色について書く時、あえてぶどう色1号、2号と言わずに"ぶどう色"という表記で一貫してきたことに気づいた方はいらっしゃるでしょうか。また、完成写真の中でほかの車両に比べてやけに黒っぽい車両が混ざっていることに気づいていましたでしょうか。

 種明かしをすると、客車の塗装にぶどう色1号と2号、両方を使用しています。

  ぶどう色1号は主に戦前の車両で採用されていた色で、黒褐色、ぶどう色2号は主に戦後の車両に採用された塗色で、茶褐色。旧型客車の茶色として有名なのはブドウ色2号ですね。

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左:ぶどう色1号、右:ぶどう色2号

さて、この2色がいつ頃交代したかというと、1955~1960年頃です。また、最初の方でも述べた通り、70系客車の旅客車は早い時期、具体的に言うと1950年代中ごろにはすでにほぼ全車が荷物車等に改造されています。つまり、オハ70やオハ71は戦後生まれにも拘らずぶどう色2号を纏うことなく消えていたのであります。なので、これらの車両はぶどう色1号で塗装してあります。また、編成を組むことを考えて、当初から荷物車だったものの一部もぶどう色1号塗色としてあります。

 

 次に、実際に使った塗料について

サーフェイサーはマホガニーサーフェイサー
を利用。これを使うと、上からぶどう色を吹いた時に多少塗り漏らしがあっても目立ちません。しかも、ブドウ色2号と似た色なので、これだけで仕上げることも可能、、、かも

ぶどう色2号はF-modelのぶどう色2号を利用。
入手難ならばGMのものでも可能だと思います。
ぶどう色1号はジェイズの鉄道模型車輌色46 戦前客車色を利用。
両色とも、地色がマホガニーなので、多少雑に吹いても塗り残しが目立ちません。